僕は誰かと言いますと

こんにちは、第4回のブログを書かせていただきます、伊藤聡哉です。アップが遅くなってしまい申し訳ありません。第1回の授業を欠席してしまったので、自己紹介をさせてください。
まず、名前は「さとや」と読みます。初見の方には「そうや」と読まれがちです。枝松くんなんかサークルも同じなんですが、訂正した後も1ヶ月くらい勘違いしていました。
出身、在住はともに神奈川県横浜市です。横浜と聞くと、みなとみらいエリアが思い浮かぶでしょうか。他の県にルーツを持つ方からはしばしば憧れに近い眼差しを向けられますが、僕の家からみなとみらいまでは電車で40分ほどかかるので、「我が横浜」という感覚はありません。なのでそれを向けられても上手く期待に応えられず困ってしまいます。去年からの悩みです。
好きなものは、音楽を中心に芸術作品全般です。好きが高じて作詞作曲をしています。実は、坪沼くんは高校の同級生で、その時からアイデアを出し合って作っています。このゼミの研究対象に起因する現象なのでしょうが、音楽や文学、映画などが好きな方が多く集まっているようで、驚きました。嬉しいです。それに、一般的な大学生は放り出してしまうような難しい話題に対して興味を持ち、積極的に考えることができ、更にそうして考えられたことが僕の頭に無いものということが多々あり、桃太郎について問いを立てる最初の授業から、驚きの連続です。嬉しいです。
自己紹介はここまでにします。不束者ですがよければ仲良くしてください。よろしくお願いします。では、第4回ゼミの授業内容に移ろうと思います。

1.前座:神津優士さん

Creepy Nutsの紹介でした。授業中のリアクションでもみなさんに触れられていたことですが、3分丁度の楽曲を利用して、3分間という決められた枠組みに収めるというのは、魅力を時間たっぷり伝えることができるし、アーティストがプロモーションしていることも伝わるし、素敵なアイデアだと思いました。彼らを知らない人でも興味を抱ける発表だと思います。

2.リアクションペーパーに対する応答

子供に問いを立てさせない日本の学校教育には、民衆を支配する権力の意図という政治的、歴史的背景があるのではないか、という、素晴らしく腑に落ちる考察がありました。このような教育は、当時青年と呼ばれたような人達の志やそれに基づく行動を伴って、初めて良い方向に機能するものなのではないかと思います。今後も教育方針を変えないのであれば、彼らのようなエネルギッシュな指導者が必要なはずです。しかし、世界でも高い水準の技術やGDPを誇る現在の日本には、当時のように欧米化への高いモチベーションを持つ人々はなかなか現れないと考えます。実際に、景気は悪化したままで、諸問題は解決されず、次々に総理大臣が入れ替わってきました。「偉い人に任せっきりだと自分が損をする」時代を我々は生きているのだと思います。よって、現代の日本においては、一人ひとりが問いを立てる教育はやはり必要な状況にあると考えます。

「昔話の形態学」における「物語の31の機能」について、それが現在の物語にも適用されるのか、懐疑的な人が多いようですね。確かに、それにあまり当てはまらない名作は多く存在すると思います。それらが現代の人々に受け入れられているのは、「物語の31の機能」に当てはまる物語を、「ありきたり」と評価できるほどに、多くの物語を知る環境に我々が身を置いているからではないかと考えます。それはインターネットやサブスクリプションの普及など、つい最近の技術革新によるものでしょう。つまり、プロップが生きた時代に比べ、この理論を擬似的に知っている人が多いということです。教授が仰っていた「理論を知ってしまったら最後」とは、知ることで物事の感じ方が変わってしまい、純粋に楽しめなくなるという意味かと思います。普遍的で心地良いと感じられるはずの物語が、今を生きているせいで、典型的で退屈に感じられてしまうのです。現代の物語にこの理論が適用されづらいと感じてしまうのは、このような背景があると考えます。

3.論述文の書き方の学習1.論述文とは何か

レポートサンプルの添削で、全部の班が同じ順位をつけたことに感心しました。評価項目が思ったより多く、教授も厳しく採点するようなので震えました。この世には自分が書く論述文に対して、好意的な人、懐疑的な人、読んでくれない人という3種類がいて、読んでくれない人を読ませることができるような書き物が望ましいという話は興味深いと思いました。確かに、先輩方が書いた論文の見出しを見た時、「読んでみたい」と思わせられました。これから後輩にそう思わせないといけない立場になるんだなと思い、震えました。今までは主に文字数のある文章を綺麗に書くことに対して不安がありましたが、今回の授業を受け、それだけの文字を連ねられるようなユニークで興味深いテーマを考えることに不安が移り、帰り道でまた震えました。

梅雨が近づいてまた寒くなってきました。みなさんは震えてしまわないように、薄手の上着を持ち歩くようにしてください。ここまでご覧頂きありがとうございました。