第2回 6期生ブログ「思い出」

こんばんは。6期の宮本です。
第三回ゼミは論文における「序章」の書き方を先生の論文を例に学びました。なかなかリアルな論文作成の裏側が聞けて、恐怖とワクワクが高まっております。卒論要旨の読み合わせでは、それぞれの鋭い質問が飛び交いスリリングな時間を過ごせました。このように各自の卒論について意見を交わすのはしばらく実施しないということですので、ここからどれだけ進化できるか楽しみであります。

初回のブログということで、簡単に自己紹介を兼ねて、私の所属している国際日本学部について書きたいと思います。といっても、3年次は多くの時間を駿河台キャンパスで過ごしていました。まず、街として中野より御茶ノ水の方が好き。図書館も大きいし。人も多くて面白い。あと図書館も大きいし…(この通りすでに地下に潜っています)…国際日本学部について書こうと思ったのですが、ああ、ネタがない…。

ということで別の話題で自己紹介をしますね。

私はラジオが大好きであります。ラジオ局ならなんでもいいということではありません。周波数は81.3。天下のJ-WAVEです。聴いてみればすぐわかるのですが、J-WAVEはとても洒落ています。気取っています。なんだか嫌な感じです。「ていねいな暮らし」って感じがします。散らかった部屋でパジャマで聴いてると、自己否定的にもなってしまいます。全体としてそんな感じがするJ-WAVEですが、高校3年生の私の救いになってもくれました。

日中はやはり働く人や「主婦」向けではありますが、夜になるとグッと学生向けの番組になります。今はもう終了してしまったのですが、私が高校生の時に「THE HANGOUT」という番組がやっていました。

https://www.youtube.com/channel/UCK2BwH9JimJNK3SmRF5ynIA
公式のYOUTUBEに音源が残っています。

日替わりで「ナビゲーター」(J-WAVE用語です。番組担当者のことを指します)が変わるのですが、確か月曜日、あれ水曜だったっけ…いや、月曜日に評論家の宇野常寛さんが担当なさってたんですね。これが受験勉強にどん詰まりの私の心をぐっとつかんでしまい、毎週欠かさずに聞くようになりました。映画やアニメドラマのことや時事問題のことなど、独特の視点で早口で喋り立てる宇野さんの賢さに、クラクラでした。今だから笑ってネタにさせていただきますが、そんな宇野さんに毎回のようにメッセージを送っていました。

そしてまだ私にも青春があった高校三年の春、絶賛片思い中だった私が「告白するかしないか!」という重大な決断を相談した相手も宇野さんでした。宇野さんはもちろん「告白するべき」と答えました。そりゃそうよね..。そのときの私はもう宇野さんのいうことは絶対的だと信じていたので、アドバイス通りにその相手に告白しましたが、フラれました。(てか相手に彼女いたんですね、知らなかったんですね私)

なんだか悔しかった私は、フラれたことも宇野さんに報告。そしたら彼、なんて言ったと思います?「何十年か後に再会してチャンスを狙う」。青春は今だけなんだ…もう終わってしまったんだ…全てが吹っ切れた私はラジオを消して、勉強に勤しんだのでした。

ということで、いろいろな思い出が夜のJ-WAVEにはあります。洒落た感じがいまだに嫌だけど、あんなことやこんなことの思い出の「腐れ縁」によって、私はやっぱり他局に移れず、今日も81.3に合わせてしまうのでした。

自己紹介のつもりが思い出話に…。未来のことを話すのは苦手ですが、過去のことを語るのは好きです。宮本でした。

第1回 6期生ブログ「魔性の女、スカーレット・オハラ」

こんにちは、6期生の小野寺京香です。本日2回目のゼミナール活動で、最後に「ブログを誰が書くのかじゃんけん」をリモートで試みたところ見事に負けましたので初ブログ担当となりました。

今日のゼミナール活動では、ゼミ生がそれぞれどのようなテーマ、論点で卒論構想を考えたのかを発表しあい、意見交換をし、共通点を見出す作業を行いました。また、理論を考えるに当たってコミュニケーションモデルを学び、ゼミ生が発表した卒論構想をどの観点から調査することができるのか検討しました。同じテーマ、論点でも切り口は無数にあり、今後はどこにフォーカスを当てていくのかじっくり考える必要がありそうです。

さて、2回目の活動にして3時間近く議論を交わしました。この熱が冷めないうちにブログを書いてしまおうと思います。

今、新型コロナウイルスが猛威を振るっており日本の感染者数は1万人を超えました。自粛生活の中で私はNetflixとAmazonプライムの中にある映画を見る毎日を送っております。先日、「風と共に去りぬ」を自宅にて鑑賞しました。「風と共に去りぬ」は私の好きな小説である東野圭吾さんの『白夜行』の中にたくさんキーワードとして出ていて、昔からとても気になっていた作品でした。(白夜行の本もドラマもぜひ見てみてください!)

鑑賞し終えての感想は「スカーレットはヤバいけど素敵だなあ」です。主人公であるスカーレット・オハラは元々裕福だった家庭から、南北戦争によって生活が一変します。貧しい暮らしの中で、彼女はなんとしてでも生き残って「家族を二度と飢えさせない」と誓います。このあらすじだけ読むと、スカーレットはただたくましい女性と捉えられますが、スカーレットはかなりヤバい人物でもあります。ヤバいエピソードとしては、結婚している男性(アシュレー)に躊躇なく猛アタックしたり、自分の職場にアシュレーを留めさせたり、財産目当てで妹の婚約者を奪ったり、、、他にも「えっ」と思わず言ってしまうような言動が満載でした。目的のためには手段を厭わない、自由奔放で意志の強いスカーレットは強烈なキャラクターです。正直、現実世界で私の周りにスカーレットのような人がいたら、怖いなと思ってしまう強烈さです。しかし、女性の地位が今よりさらに低い時代背景の中で、男勝りなスカーレットが男を利用し、自力でのし上がっていく姿に、見る者は皆魅了されてしまうのかなと思います。強烈な性格であっても愛され、勝ち上がっていく人生は波乱万丈であり、誰もが心のどこかで憧れてしまう女性像であるのでしょう。
私もスカーレットのように我が道を生きて、強い心と行動力を持って男性に負けない人生を歩みたいです。(ヤバい女性になる勇気はありません)