未来の内藤ゼミ5期生 現2年生の皆さまに向けて

まずはこの内藤ゼミのブログにアクセスいただきましてありがとうございます。また、ゼミガイダンスにお越しいただいた方、わざわざありがとうございました。先輩ゼミ生として3年生2人で初日に伺いましたが、予想に反し、4人もの学生に来ていただいて、とても嬉しかったです。

さて、数少ないブログ訪問者の方になんの情報もなしにいるのもいけないと思い、こうしてこっそりと2年生に向けてメッセージをしたためています。まず声を大にして言いたいのは、「内藤先生は評判ほど厳しい先生ではない!!」ということ。日本語表現の授業で内藤先生が受け持つと、課題の多さと評価の厳しさに多くの学生が打ちのめされるという噂は、お聞きになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。私はその噂、全力で否定して回りたい!!

内藤先生は本当にお優しい方で、びっくりするほど親身に学生の悩みや疑問に寄り添ってくださいます。(あまり言うと先生に引かれるかもしれませんが笑)論文の分量や毎授業の準備は他のゼミに比べて格段に多いですが、それでもどのゼミよりも先生に近いところで手厚い指導を受けながら勉強に励むことができます。15人、20人いるゼミでは、それぞれの学びにムラができてしまうかもしれません。ですが、このゼミでは少人数で先生とみっちり話し合うことができます。それに、先生から厳しいことなんてほとんど言われませんよ!何度も言いますが、本当に優しく、素敵な先生です。

そして、このゼミが幾多の人気ゼミに埋もれ、学生の皆さんに魅力を発見されていないように感じるのが、研究内容です。私も詳しくはないのですが、情コミのゼミで「作品」にじっくり取り組めるのは内藤ゼミくらいなのではないでしょうか。私はゼミにくる以前、文学作品なんてほとんど手を出したことはありませんでしたし、映画も気になったものを3か月に一度…くらいの嗜みでした。けれど、アニメや漫画、絵画や西洋文化(絵から音楽から現代のロリータまで)といったいわゆるサブカルチャーは大好きでした。内藤ゼミでは、そのすべてを研究対象として認めています。

日々ただ娯楽として享受しているものを大学に入って研究できるなんて、はじめは思ってもいませんでした。情コミに入ったからには、なんとなくメディア研究とか、広告研究とかざっくりやるんだろうなーと勝手に想像していた自分の未来。でも、このゼミに入って、世の中にあふれる作品という作品を「批評」という観点から読み直す力がつき、ああこのアニメはこういうことが裏テーマなのかな、この絵はこの時代のこんなものが実は表されているんじゃないかな、なんてことをじっくり考えるようになりました。(抽象的でごめんなさい)今後もこの半年で身についた「読解の新しいクセ」は取り剥がされないだろうし、とってもいいことを学んだなあと思っています。「批評」というものに全く興味がなくても、誰しも「作品」というものには必ず触れた経験があります。意外と門戸が広いのに、なぜか情コミ生は見向きもしない……。ということも、内藤ゼミの研究内容がもっと知られてもいいのに!と私が思う理由です。

以上のことが、来年度このゼミを選ぼうか考えている2年生の方に、私がどうしても伝えたかったことです。人数は決して多くないし、大学生活の残りの2年間、ゼミという枠組みの中で華やかな学生生活を送れる保証があるわけでもありません。でもゼミを決める時、私は「ちゃんと勉強してみたいな」と思いました。「自分で考えて答えを探すことをしてみたいな」と思いました。大学生活を振り返って「飲んで遊んでバイトしてるだけだったな~」って言っちゃうような社会人になりたくなかったんです。そのために、ゆっくりじっくり勉強して研究がしたくて、それでこのゼミに入ることに決めました。これを読んでくださっている2年生の方に、私と同じような考えをしていらっしゃる方がいれば、たぶんドンピシャです。2年間、作品と向き合い、社会と向き合い、格闘する時間を過ごしてみたい!と思う方を、内藤ゼミは歓迎します。あまりまとまった文章でなくてすみません。でも、来年度、私たちに後輩ができることを、本当に本当に、心待ちにしています。

 

3年 大下由佳

ゼミ入室試験:エントリーシート

ゼミ入室試験に応募する人は、レポートとエントリーシートを提出すること。

  1. レポート:以下の内容を1,500-2,000字の文章にまとめる。(A4横書き)
    ・志望理由
    ・ゼミで取り組みたいこと(対象・作品があれば、それも示すこと)
  2. エントリーシート:以下のリンクからファイルをダウンロードし、必要事項を記入する。エントリーシート

提出締切日時及び提出場所は、情報コミュニケーション学部事務室に確認すること。

なお、レポートとエントリーシートの両方を提出した者のみ、面接試験を受けられるものとする。