こんにちは、第9回ブログ担当の木川です。
流れ的にまずは名前の話から始めようと思います。木川という名字ですが、濁点をつけて読むのかどうかと聞かれることが多いのです。私の木川は「きがわ」と濁点をつけて読みます。濁点をつけるかつけないかは、名字を作った人のこだわりなのでしょうか?名字について全然知らないので、気になるところではあります。ですが濁点をつけるかつけないか、どちらかで統一していただけると、私自身も迷わず読めるのでいいな~と勝手に思っています。
では、授業内容に入ります。
1. 前座
今回の前座は、坂入夏さんです。
最近のK-POPの良さから、ジェンダーやルッキズム問題まで様々な視点でK-POPを紹介してくれました。最近のK-POP では、作詞作曲をアイドル自らがしたり、アルバムのプロデュースをしていて、本人たちのメッセージがファンにより伝わりやすくなっているそうです。またK-POPアイドルといえば、その素晴らしい容姿に憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか?ですが、この容姿のためには体重制限や男性らしさの押し付けがあり、これらが本人たちを苦しめてしまっているのではないかとのことです。K-POPの良さを知るだけでなく、勉強にもなるお話でした!
2. レポートの構成発表
1人目は、竹本光さんです。
竹本さんのテーマは「映画やドラマにおける登場人物の人数」で、この登場人物の人数とは総計の人数ではなく、場面ごとの人数とのことです。「ホームアローン」であれば、なぜ泥棒は2人だったのか?「花より男子」であれば、なぜF4は4人組だったのか?などなど。たくさんある作品から、どんなジャンルで、どの視点から分析するのでしょうか。とても面白いテーマです!
2人目は、齋藤穂花さんです。
齋藤さんは「ポプテピピック」と「ポケモン」の二つの作品で迷っているとのことでした。「ポプテピピック」では、どうして竹書房は爆破されたのか?というテーマ。「ポケモン」では、悪役の質の変容についてというテーマでした。どちらも面白そうなテーマですが、「ポケモン」の方が取り組みやすいのでは?という意見があり、「ポケモン」を推す声が多かったです。齋藤さんはどちらを選ぶのでしょうか?楽しみです!
3. リアクションペーパーに対する応答
今回もみなさんの素晴らしいリアぺがてんこ盛りでした。その中でも、ジェンダーの話が盛り上がりました。コスプレにもステレオタイプがあり、女装にも色々あるのではないかということや、同性カップルなどLGBTQに対して、社会によって享受の仕方が違うことなど。実際にオランダではどう享受されているかを聞き、日本との違いを感じました。このような違いは、作品への影響があるのではないかという話にもなりました。今回も新たな発見ができた時間でした!
4. 課題文「日本語は乱れているのか」に関する宿題の解答
課題の答え合わせをしながら、文章の構造について学びました。この課題文の第3章は反論が多くなってくる部分なので、事例をたくさん用意する必要があり長くなっています。事例を分厚くすることで、説得させるとのことです。ですが、このように文章が長くなってくると、読むのが大変になってきますよね?(私はなります笑)そこで、論文を構造から読み解くという方法があります。構造から要素を取り出すように読むことで、すっきりして見えるようになるのです。そのため論文が読みやすくなり、量も読めるようになります。私みたいな活字が苦手な方にも、論文が読みやすくなる!というおすすめの方法です。これからはこの読み方で頑張ります…!
5. 批評理論の学習4:ジャック・デリダ「脱構築」
ジャック・デリダはアルジェリア出身で、中心地の出身ではないことが重要です。そんなジャック・デリダは、脱構築という新たな概念を立ち上げました。脱構築とは、Aの中にB的な要素があり、AだかBだかぐちゃっとした状態にすることです。そのため、AとBは対立しないことになります。この具体的な事例は来週となりました。
以上が第9回の授業となります。
今回初めてブログを書いてみて、自由だからこそ文章力が問われている気がしましたね。みなさんのブログが面白すぎて、日本語が下手と言われてきた私ですが、人を惹きつけられるような文章を書けるようになりたい!と思ったり。(あぁレポートも頑張らないと…)
長くなりましたが読んでくださり、ありがとうございました!それでは~。