こんにちは。今回ブログ執筆担当の室です。
今回の記事は、二月に行ったプレゼミ合宿の報告です。
2月25・26日に、一泊二日のプレゼミ合宿を行いました。
開催場所は千葉県南房総市。ゼミ生だけでなく、卒業生や、株式会社ココロマチからも2名に参加していただいた他、南房総市の職員さん、2日目の会場であるヤマナハウスのメンバーのみなさんなど、多くの方に参加してもらい、賑やかな合宿になりました。
新三年生にゼミの活動を理解してもらうことが目的の合宿でしたが、リバティータワーの一室で行っている活動とは全く異なる体験ができ、現三年生もたっぷり楽しんだ二日間になりました。
初日は、シラハマ校舎にて内藤先生による講義を受けた後、懇親会を行いました。
午前中にハイウェイオアシス富楽里に到着しました。南房総市の新鮮な食材にはしゃぎつつ、昼食のお総菜や、懇親会用の野菜を購入。
その後、会場であるシラハマ校舎へ。宿泊棟なども案内していただきました。
そして今回の合宿のメインとなるプレゼミ授業に。
授業の前に、ちょっと変わった自己紹介をしました。
参加者それぞれが、本名とは違う名前を名乗るというものです。合宿中の二日間は、その名前で活動するというルールを設けました。
好きな映画のヒロインの名前、飼い猫の名前、好きな食べ物の名前・・・などなど、それぞれが自由に名乗り、覚えきれずに大混乱に。
普段と全く違う名前で呼ばれたりするのが、いつもの自分とは違うような気持になれて面白かったです。
授業の内容は、内藤先生の授業では恒例の「論点を立てる練習」に始まり、その後事前に配布されたテキストをもとに、チームごとに議論していく形で進めていきました。
チーム分けは、学生と社会人で分けたりはせず、一緒に議論をしました。
学生と社会人で区別しなかったのは、今回はみんな内藤先生の授業を受ける「生徒」という関係だからです。普段は社会人の方と対等に接する機会はないため、新鮮でした。
その後の懇親会では、念願のバーベキューをしました(夏合宿では天候不良により実現しなかったのです・・・)。
南房総市の食材を楽しみつつ、ゼミ生同士や、ゼミ外からの参加者のみなさんと交流しました。
南房総市ではたくさん咲いている菜の花ですが、焼いて食べるととてもおいしかったです。
二日目は、百姓屋敷じろえむさんにて昼食をいただいた後、ヤマナハウスに移動して活動しました。
ヤマナハウスに到着後、ゼミの講義に入る前に、ヤマナハウスの活動に参加させていただきました。
農作業組、土間づくり組の二手に分かれ、45分で交代し、両方の作業を体験しました。
普段の活動では着席しひたすら議論・・・という状態なので、体を動かしてゼミ生はヘトヘト気味でしたが、普段はできない農作業などを体験でき、楽しかったです。
その後、ヤマナハウス室内で円になって座り、「研究とは何か」というテーマについて話し合いました。
社会人のみなさんにとっての「研究」についてお話をうかがい、今やっている研究は大学にいる間だけでなく、今後の人生でも向き合っていくものなのだと知り、身が引き締まる思いでした。
以上のプログラムを経て、プレゼミ合宿が終了しました。
天候にも恵まれた南房総ののどかな自然の中、社会人のみなさんと議論したり、経験を語っていただいたりした今回の合宿は、忘れられないものになりました。
最後に、参加していただいたココロマチの吉山さん・奈良さん、ヤマナハウスのみなさん、南房総市の職員のみなさん、ありがとうございました。
また、南房総市職員の真田さんには、二日間、ゼミ生の移動を車で助けていただいただけでなく、地元の方ならではのスポットを案内していただくなど、とてもお世話になりました。
たくさんの方に支えられて活動ができているのだと改めて感じました。
ゼミでの活動も残り一年、ひとつひとつの活動を大切にしていきます。