明治大学情報コミュニケーション学部3・４年ゼミ（内藤ゼミ）のHPです。

【ゼミ全体の概要】
　私達の生活空間には、文学や映画、演劇、漫画等、さまざまな言語表現が溢れており、それらは趣味や娯楽の対象として広く享受されています。しかし、このような日常の鑑賞の場においては、言語表現が私達の物事に対する思考や認識のあり方を形作っているということはあまり意識されません。
　本ゼミでは、こうした言語表現の深層の働きに迫るべく、「批評理論」と呼ばれる、言語表現を読み解くための専門的な技術を習得し、文学や映画、演劇、漫画等の言語表現を分析することで、日常感覚の敷衍によっては導き出すことのできない作品の解釈や作品と歴史的・社会的背景との関わりを理解する方法を身につけられるでしょう。

【ゼミの到達目標】
　受講生は、授業を通して学習した批評理論に関する専門的な知識と技術を以て、自ら対象を選んで分析を行い、分析結果に基づく考察を学期末レポートにまとめます。

【３年次ゼミの概要】
　３年次は「言語表現」の代表的な形態である文学に焦点を絞り、それらに関する理論書の輪読及び議論を行います。更に、こうした言語表現を読み解くための理論的枠組みの学習を踏まえ、実作の分析を行います。

【４年次ゼミの概要】
　４年次は「言語表現」を代表する視覚的形態である映画やアニメーションに焦点を絞り、それらに関する理論書の輪読及び議論を行います。更に、こうした言語表現を読み解くための理論的枠組みの学習を踏まえ、実作の分析を行います。