2年ゼミ第10回「本当に伝えたいことは先延ばしにせず最初に言うのが吉」

みなさんこんにちは〜!第10回のブログを担当します、佐藤舞です。佐藤、の時点で分かっていただけると思うのですが、日本一ありきたりな名前で残念ながら特筆することもありません。ですが、せっかくなので1つだけ佐藤あるあるでも言っておこうかなと思います。

「クラスに自分以外の佐藤さんがいなくても先生からフルネームで呼ばれる」

前置きはこのぐらいにして、今回もかなり内容が盛りだくさんなので、さっそく本題に入っていきたいと思います。

1.前座

今回の前座は関根さん。テーマは「コミックバンドで笑顔に」。ユーモアに溢れた歌詞を主体にした楽曲を演奏するバンドである、コミックバンドの紹介をしてくれました。

1つ目に紹介してくれたのは、打首獄門同好会。生活感溢れる歌詞と高い技術による演奏が特徴のバンドです。2つ目は、ヤバイTシャツ屋さん。メッセージ性を極力排除した歌詞が特徴となっています。

これらのコミックバンドを周知させ、聞かず嫌いをなくしたい、またコロナ禍における笑いの大切さを伝えたいといった関根さんの思いが伝わってくる、非常にアツい発表でした。

笑いの大切さを伝えるため、笑いの効果を医学的根拠に基づいて述べるなど、説得力がありつつ笑顔になれるような発表で、構成も素晴らしかったです。

余談ですが、筆者もヤバTことヤバイTシャツ屋さんが結構好きです。特に受験期に頭をからっぽにしたい時によく聴いていました。個人的なおすすめ曲は「ざつにどうぶつしょうかい」です。ざつにどうぶつをしょうかいする、それ以上でも以下でもない歌詞が大好きで、中毒性のある曲なのでぜひ聴いてみてほしいです(関根さんの代わりに宣伝)。

今回紹介してくれた打首獄門同好会は、名前を見て「う、打首…?!」とギョッとしがちですが、関根さんの発表にもあったように聞かず嫌いせずにぜひ聴いてみようと思います。

2.レポートの構想発表

1人目の発表は石橋さん。テーマは「細田守監督作品における家族像」です。サマーウォーズやバケモノの子、おおかみこどもの雨と雪といった作品の中で描かれる、いわゆる特異性を持つ家族に着目するそうです。例えば、おおかみこどもの雨と雪の場合は人間ではないうえ母子家庭である、というように不完全な家族が描かれます。

石橋さんの問題意識が今の時点でかなり明確なので、綿密な内容のレポートになりそうだなと思います。

2人目は木川さんです。木川さんのテーマは「千と千尋の神隠しにおける油屋は優良企業か」。

非常に興味深いテーマ設定だなと思うのですが、ここで重要になるのが「何をもって優良企業とするのか」ということでした。企業の良し悪しを判断する絶対的な価値観はないため、一口に優良ではない!と言うことは難しいという先生のご指摘がありました。

また、レポートを書くにあたって意義が必要となるため、単に優良かどうかということにとどまるべきではない、といった問いに対するアドバイスがありました。

すごく面白い視点なので、最終的に木川さんがどのような問題意識を持って油屋を分析していくのか、非常に楽しみです。

3.リアクションペーパーに対する応答

今回もたくさんの興味深いリアペが勢揃いしました。一部抜粋して紹介します。

はじめに、K-POPアイドルのルッキズムやジェンダーに対する問題について述べた、坂入さんの前座について。

ファンはアイドルを好きだからこそ、これらの問題から目をそらすべきではなく、ファンの価値観も今後問われるのではないか、といった意見が挙げられました。また、韓国のアイドルと比較して、日本の音楽文化はあまりジェンダーやルッキズムの問題に触れさせないことに対する疑問の声もありました。

次に、前回のレポート構想発表の1人目、斎藤さんに関して。ポケットモンスターの悪役の変容に対する理由を考察する意見が見られました。特に、犯罪が犯罪者個人の責任ではなく、社会的な責任として捉えられ始めていることが影響しているのでは、という意見は興味深いです。

構想発表2人目の竹本さんに対しては、具体的な他の映画を例に挙げ、こんな作品を分析したら面白そう!という提案が数多くありました。

4.批評理論の学習4:ジャック・デリダ「脱構築」

今回の授業では、デリダの音声中心主義批判について学びました。

声と文章という二項を並べたとき、私たちは音声の方が先であるという先行関係を思い浮かべがちです。

ソシュールの言語学では、エクリチュール(文字言語)はパロール(音声)を投影した副次的なもの、つまりついでだと考えられていました。特にヨーロッパにおいては、声(音声言語)と文章(文字言語)の2つは対立するものでした。

この考え方に対して異議を唱えたのがデリダです。脱構築という方法を用いることで、音声中心主義を批判しました。

「ワンワン」ということばを例に挙げてみます。私たちは「ワンワン」という鳴き声を音声、つまりパロールにより耳にすると、「ワンワン」という音声が先行していると考えます。しかし、実際にはそのパロールが「ワンワン」であると認識するにあたって、脳内でエクリチュールに変換するという過程が含まれる。つまりパロールを伝える過程でエクリチュールが入り込んでいるのです。

音声に書記言語が入り込んでいる、と考えることで、従来の音声と文字言語の二項対立の構造を批判しました。

また、デリダの民族中心主義に対する考え方についても学習しました。当たり前のように書記言語を使用する文化を持つ私たちは、無文字社会を「無垢」なものとして位置付けてしまいます。しかし、デリダはこれをヨーロッパの自民族中心主義に基づく、として批判します。エクリチュールはパロールの派生であるという時間的な発展に基づき、文字社会は無文字社会の発展であるという考え

少し説明が長くなってしまいました。前回のリアクションペーパーにも意見がありましたが、脱構築はまさに天才的な考えだなと思います。

5.パラグラフ・ライティングの学習

まず抑えておくべき点は、パラグラフと段落の違いです。パラグラフの直訳は「段落」ですが、実際には両者には明確な違いがあります。段落はなんとなく同じ内容の文章のかたまりであるのに対して、パラグラフとは意味付けされた文書のまとまりのことを指します。

パラグラフ・ライティングをするうえで重要となるのは、「トピック・センテンス」を必ずパラグラフの先頭に置く、という点です。論述文を書くうえで、トピック・センテンスの役割を理解することは欠かせません。

とにかく重要なことは、パラグラフ・ライティングをする上では1文目であるトピック・センテンスが超重要、ということです。

私は文章をだらだら書いてしまいがちなので、この点には留意していきたいです。

ということで、今回の講義の内容は以上になります。

これほど長い文章を不特定多数の人に見られる形で書いた経験がほとんどないので、なんだか緊張しました。最近はSNS上での何気ない発言が取り沙汰される時代なので、発信すること自体が少し怖くなっている部分があったのですが、いざブログを書き始めてみると思ったより楽しんで書けた気がします。

拙くまとまらない文章でしたが、読んでいただきありがとうございました!

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