先週のお話になってしまいました。こんばんは、大下です。
今回は、昨年先輩方もお使いになっていた『Film analysis -映画分析入門』から、心理学的批評の学習をしました。
題材にされているのはジョナサン・デミ監督の『羊たちの沈黙』です。視聴前に先生から「明るいうちにみた方がよい」と助言をいただいていたため、ビビりながら再生をしましたが、”意外とそうでもなかった”が表面的な感想です。もっとスプラッターばりの恐怖映像を想像していました(笑) まあそんな映画、批評の教科書にはあまり載らないですよね……。
昨年先輩方の議論をのぞき見していたようで、記憶の中にいくつか見覚えのあるシーンがありました。先輩方は檻の格子がどのように映像の中に収まっているかなどショットの話もされていたので、私たちも独学でショットの勉強しないといけないですね。本の前半部分は、論文書きながら見返しましょう。
今回は女性の成長方法のひとつとして「プロ男子」になることが提唱されました。4期にとって「プロ男子」は”評価できなくもないが別に参考にしたいわけでもない。だって女を捨てたくはないし、、”というものでした。このことに先生はだいぶ驚かれていました(笑)映画公開当時はクラリスのようになりたいという女性が多かったようです。ううん、どうなんでしょう。
次週は『ミルドレッド・ピアース』『テルマ&ルイーズ』です。そちらでもまた新たな女性の理想像が提示されることでしょう。来週の女性像にも期待ですね!
文:大下