3年ゼミ 第2回

こんにちは。この春より5期生として活動させていただく、川上湧太郎と申します。3年ゼミ春学期第2回のブログ執筆を担当します!

第2回の講義内容についてですが

3限では、廣野由美子著『批評理論入門−「フランケンシュタイン」解剖講義』(中央出版)の「冒頭」「ストーリーとプロット」について学習しました。4限では、本来テリー・イーグルトン『文学とは何かー現代批評理論への招待』を用いるはずでしたが、こちらは夏合宿へと持ち越しになったので、3限の内容の議論を継続して行いました。

1.「冒頭」について

『批評理論入門』によれば、物語の冒頭部分は、小説という虚構の世界に読者を引き込む為、現実性と信憑性が伴うように書く必要があるとのことでした。『フランケンシュタイン』の場合、物語の導入部分で手紙を利用し、非現実的な物語に現実性を持たせていると言えるかもしれません。以下、上記の内容に対する5期生4人から挙がった疑問点と意見を簡潔にまとめました。

・「何故冒頭部で手紙を使用したのか」ー(物語が著された当時の連絡手段だった)

・「小説における現実と信憑性とは何か」ー(共感できるもの、マンガとは違う、身近に感じるもの)

・「手紙以外に、物語に現実性と信憑性を持たせる手段は何か」ー(科学技術、日記、日誌、口伝、私達が普段から使っている道具※スマホなど)

2.「ストーリーとプロット」について

『批評理論入門』によれば、物語中の出来事をただ時系列順に並べたものがストーリー、出来事の因果関係を意識してその順番を入れ替えたものがプロットということでした。プロットには、読者にサスペンスを生じさせることが可能です。「何で?」という、読者側の不安感や恐怖がこのサスペンスに該当します。以下、上記の内容に対する5期生4人から挙がった疑問点と意見を簡潔にまとめました。

・「サスペンスとはそもそも何なのか」ー(好奇心とも言えるのでは、ミステリーとサスペンスは違う)

また、4限後半では、『桃太郎』をストーリーからプロットへ置き換えるという作業をやってみました。桃太郎の勝利後の語りから始まり、桃太郎が桃から生まれていた衝撃の事実の発覚で幕を閉じるという、奇妙な作品が完成しました。プロットの真髄を理解するのは、まだ先の話のようですね…。

ほぼ初回と言える今回でしたが、各々意見を出すことに熱中していました。進行役の自分が思わず聞き入り、口を閉ざしていることも…。精進いたします!

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