春学期第9回  3年ゼミ

今回の担当は増尾です。

6/13の第9回では
3限 廣野由美子著『批評理論入門-「フランケンシュタイン」解剖講義-』(中公新書)の15「結論」、第2部1「伝統的批評」13「透明な批評」
4限 ロラン・バルト著『物語の構造分析』
をとりあげました。

3限の担当は増尾。
「結論」物語の終わり方には二つある。
はっきりとした解決を持って終わる「閉じられた終わり」
結末について多様な解釈が可能な「開かれた終わり」
湊かなえ著『告白』は開かれた終わりだよね、小さい子が読むものは閉じられた終わりのものが多いよね などと読んだことのあるものを挙げて話し合いました。
ではなぜ小児向けの作品は閉じられた終わりが多いのか。
教育的な面から閉じられた終わりのほうが都合がよいのではないか。という答えにいたりました。

「伝統的批評」(=作家論)
印象主義的な論調で分析したり、教訓を作品から得ようとする「道徳的批評」
文学作品と作者の人生は切り離せないとする「伝記的批評」
の2つをみていきました。
作家論は作品を分析する時に使いやすいものであるが、それだけで物語を理解した気になってしまうのは危険だ。と先生から注意が。
あっぶない……。使おうとしてた……。と先生の助言のおかげで、これだけに頼ることはやめようと固く誓った増尾でした。

4限の担当は大下。
そして、今回は高校生に向けた大学の公開授業ということで、明治大学付属中野高校のO君が参加してくれました!!

作者の死 ということで、そもそも「作者」とは何であるのか、どのようにして「作者」がいなくなっていくのかといったことを読み解いていきました。
文学作品はとりわけ作者というものが見えやすいが、絵画などの他の芸術においてはどうなのだろうかという点について議論を発展させました。

私たち(主に私)が頭を抱えてうなっている中、O君が「〜〜ということもありますか?」、「〜〜いうことを他のところで聞いたのですが……」と積極的に意見をくれました!そこで出た話をさらに発展させ……といつも以上に濃密な議論になりました!!
O君ありがとうございました!
あと少し素敵な楽しい高校生をすごしてくださいね!いつかまたお会いできるのを楽しみにしております!!

だんだんと今まで得たものを踏まえて考えることができるようになってきました。
その理論の誕生した時代背景などの知識も積み重なってきた気がします。
たぶん……できてます!!いや……とりあえずもう1度整理しようかな……。

O君に良い刺激をもらい気を引き締めた増尾でした。

ブログ用写真2

増尾

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中