お久しぶりです。内藤ゼミ3年の前田です。
来る8月28日(日)はいよいよ合宿当日、というわけで清里セミナーハウスへ行ってきました! 都会の喧騒を離れた静かな山奥にたたずむその場所は、意外ときれいな場所でみんなテンションがあがりました。大学の厚生施設って、意外と力が入っているんですね。
さて、合宿中にやることはたくさんあります。期末論文のアウトラインの共有・発表や、前期授業の振り返り、今後の見通しを立てるなどを、この合計4日間で消化しなければなりません。
とはいえ、実は各々のスケジュールの都合上、初日は我々3年生しかいません。よって全体で話し合う内容は後回しにして、まずは前期ゼミ議論の積み残しを消化することにしました。今まで様々な批評理論についての議論を課せられてきたのですが、時間内に終わらなかったものも数知れず……というわけで、それらを完了させることにしました。ただ時の流れとは恐ろしいもので、そもそも何が終わらなかったかを誰も覚えていないという異常事態が発生しました。なんとか思い出そうと各自の資料を掘り返したり、その整理に思いのほか時間がかかったりで、大騒ぎでした。でもそのことがきっかけで、授業資料をアーカイブ化するというアイデアがあがったので、まぁ結果オーライでしょう。その後のリマインド作業には、意外にもブログの記述が役に立ちました。初めてブログの意義を実感できた瞬間でした(笑)ようやく積み残した内容を思い出したのですが、当然それらは難物ばかり。みんなウンウン唸りながらも、ようやく消化し終えました。特に『新歴史主義』に手を焼かされた覚えがありますね。
そして前期の内容に基づいて、後期の授業内容の計画を行いました。我々3年生はちょうど5人なので、それぞれの興味関心に基づいたトピックを一つずつチョイスして、詳細な内容については次の日に内藤先生の指示をあおぐことにしました。
これにて合宿初日が終了しました。限られた時間で濃密な内容を話し合えたことによる充実感と、明日以降へのかすかな不安を残して、若人たちの夜は明けていくのでした……。